2重スリットを抜けた波の干渉

「量子の匠」練習帳



図2.13の2重スリット干渉波をシミュレートするパネルです. ここでも2次元の波動方程式(2.64)を簡単に差分化して数値計算しています. スリットの出口で強制的に時間に対して正弦波的な変化をさせてその後の時間発展を調べます.パラメーターは特に回折の必要はないと思います.

シミュレーション進行中に「縦線表示/消去」,「横線表示/消去」を押すと, パネル中にそれぞれ白い縦線,横線が現れます. 右のスライドバー,左のスライドバーに合わせて移動するはずです. この時,下のパネルに青線で描かれる波形が,白い横線でカットした波形, 右が縦線でカットした波形です.

計算終了後の計測の右の 「計測開始」ボタンを押すと,これらの白い線が現れ,また,下図,右図中にも 現在のスライド位置の赤線が現れます. これらを使って定在波位置を特定できます.